あなたの仮想通貨(ビットコイン)やNFTは、ハッキング被害から守るためのセキュリティ対策は万全ですか?
仮想通貨やNFTはデジタル上の資産のため、ハッキングを受けやすくなっています。
ハッキングとは、コンピュータシステムやネットワークの脆弱性を狙って、悪意のある乗っ取りや破壊行為などの攻撃を行うこと。
ブロックチェーン分析企業チェイナリシス(Chainalysis)の調査によると、2022年の被害総額は30億ドル(約3900億円)以上。
最近では、詐欺被害よりハッキング被害が増加傾向です。
しかし、今すぐセキュリティ対策をしなさい!と言われても、具体的に何をすれば良いか分からないかもしれません。
この記事では、仮想通貨やNFTを安全に守るため、仮想通貨初心者でも簡単にできるセキュリティ対策を解説します。
仮想通貨(ビットコイン)投資を始める前に知っておきたい必要な基礎知識をまとめました。
簡単にできるセキュリティ対策

ハッキング被害から守るために、どのようなセキュリティ対策をしていますか?
個人で意識すべき主なセキュリティ対策は、以下の通りです。
- 仮想通貨取引所の口座を分散する
- メールアドレスを使い分ける
- 2段階認証を設定する
- ハードウェアウォレットで保管する
- VPNを利用する
取引所の口座を分散する
複数の仮想通貨取引所で口座を開設して分散することは、基本的なセキュリティ対策です。
また、複数の取引所で分散して投資することでリスクを抑えることになり、万が一の際の自分の被害を最小限にすることができます。
国内の取引所の口座を開設したい場合、使いやすいところならどこでも大丈夫ですが、おすすめをご紹介します。
用途によって使い分けをしましょう。
初めての方におすすめの取引所とは
初めて国内の取引所の口座を開設される方は【Coincheck】(コインチェック)がおすすめです。
おすすめする理由は、以下の5つです。
- アプリの取引画面が非常に使いやすい
- 少額(約500円)から取引できる
- 手数料が無料で取引できる
- マネックスグループのため安定感がある
- サポート体制が充実している
【Coincheck】は、国内でアプリダウンロード数No.1ということもあり、スマホアプリの使いやすさ、操作性に定評があります。気軽にスマホでチャートを見て、迷わず売買できるのが嬉しいポイントです。
また、最低取引金額も約500円と低く、安心して取引を始めることができます。
私が初めて口座を開設した取引所です。
まずは、ビットコイン(BTC)に触ってみたい方、取引操作に不安がある方におすすめです。
\アプリダウンロード数No.1!/
経験者の方におすすめの取引所とは
仮想通貨の送金手数料のことを考えると、おすすめは【GMOコイン】です。
【GMOコイン】をおすすめする理由は、以下の5つです。
- 入出金・送金手数料が無料で利用できる
- 運営会社がGMOインターネットグループのため安心
- 取扱い銘柄が25種類以上と豊富
- 最短10分で取引開始できる
- 貸暗号資産で報酬を得られる
【GMOコイン】を利用する最大のメリットは、やはり、日本円の入金手数料や仮想通貨の送金にかかる手数料、日本円の出金手数料などが「無料」に設定されていることです。
さらに、最短10分で取引を開始することができます。
\各種手数料【0円】でお得!/
【GMOコイン】の登録・口座開設方法の詳細については、以下の記事をご参照ください。

まだ国内の取引所の口座を持っていない方は、この機会に口座を開設しておきましょう。
メールアドレスを使い分ける
仮想通貨取引所に登録する際は、自分のメールアドレスの登録が必須です。
取引所に登録するメールアドレスは、SNSで使ってるメールアドレスは使わず、 専用のメールアドレスを用意する、もしくは普段あまり使っていないメールアドレスにしておいたほうが無難と言えます。
2段階認証を設定する
2段階認証とは、取引所にログインする際のメールアドレスとパスワードの入力に加えて、数十秒ごとに認証アプリで生成される6桁の数字を入力することで、セキュリティを高める仕組みです。
2要素認証や2ファクタ認証とも呼ばれています。
2段階認証はログインする度に必要なので面倒と思うかもしれませんが、これだけでセキュリティを強化することができます。必ず設定しましょう。
ハードウェアウォレットで保管する
ウォレットとは、仮想通貨を保管・管理するための電子財布 (ウォレット)です。
仮想通貨やNFTの保管方法として、ウォレットの中で最も人気のあるメタマスク(MetaMask)を利用している方も多いと思います。
しかし、メタマスクはインターネットに接続されているウォレット(ホットウォレット)なので、秘密鍵が流出するリスクがあります。
そのため、仮想通貨やNFTをインターネットに接続された環境から隔離した「ハードウェアウォレット」で安全に保管しましょう。
「ハードウェアウォレット」を始めとした仮想通貨ウォレットの詳細については、以下の記事をご参照ください。

VPNを利用する
「VPN (Virtual Private Network)」とは、一般的なインターネット回線を利用して作られる仮想のプライベートネットワークです。
通信を暗号化せずにインターネットに接続していると、IDやパスワードなどの入力内容が盗み見られる可能性があります。
インターネットの接続を暗号化してハッキングを防いでくれるのが「VPN」です。
「VPN」に接続すると「100%ハッキングを防ぐ」という訳ではありません。
ただ、現状で最も安全な技術の一つなので、仮想通貨やNFTを扱うなら「VPN」を利用すべきです。
外出先でやむを得ず公共のフリーWi-Fiを使用する場合、必ず「VPN」を利用しましょう。
「VPN」サービスなら、設定が簡単で誰でもすぐに使える「NordVPN(ノードVPN)」がおすすめです。
\誰でも簡単セキュリティ対策/
「NordVPN」の始め方や利用方法の詳細については、以下の記事をご参照ください。

以上の5つのセキュリティ対策をご紹介しました。
これらを対策するだけでも、かなりリスクを軽減することができるので、これから仮想通貨やNFTを始める方は、ぜひやってみましょう。
ビットコインの基礎

暗号資産(仮想通貨)のビットコイン初心者や未経験者が投資を始める前に知っておきたい必要な情報をまとめました。
投資に100%はありません。暗号資産(仮想通貨)の投資に関しては、自己の責任とご自身のご判断によりお取引ください。